代表の荒井です。
本来なら今年から電子帳簿保存法が始まる予定でした。
弊社においては昨年来より、たくさんの会社を検討し、昨年末にjinjer経費を採用しました。
実際に3ヵ月間、実務で使ってみた感想を正直にご報告いたします。
結論から申しますと、3ヵ月かかっても弊社では使いこなすことが出来ず、とうとう使用することを断念しました。
残念ながら先払いした1年分のお金は戻りませんが、いい勉強をしたと思い諦めます。
断念した理由です。
まず、弥生との連動が弊社では出来ない(jinjerさんは出来ると言ってますが・・・)
当初はサポートから弥生の昔のバージョン(消費税が5%の時代)にしか対応していないと言われ愕然としました。
今時、消費税5%の弥生を使っているところは皆無であるにもかかわらず堂々とです。
OCRも対応とのことでしたが、ほぼ使えるレベルにありません。
selfプランだったのでサポートがメールとチャットだけで、きわめてレスポンスが悪く(回答まで数日かかる)、最後はまだ対応していないとか、弥生会計側にこちらから聞いてくれとかで前に進まない。
なぜ、弊社が弥生に聞かなきゃならないか本当に不思議です。
その他、いろいろありますが、私の個人的な感想ですが、まだ、未完成の商材と思われます。
仕訳もかなりいい加減でjinjerの間違い仕訳を手書きでひとつひとつ直すという、かえって手間ばかりかかってしまいます。
まだ顧客の要望を聞きながら、バグを直している感じです。
jinjerの営業の方は親切に一生懸命に対応してくれました。
(selfプランなのでサポート担当が対応出来ないみたいで営業マンがサポートするしかないみたい)
しかし、弊社レベルのITリテラシーが低い中小会社では、残念ながら使いこなすことは出来ませんでした。
弊社の経理社員はとても優秀なのですが、ついにサジを投げてしまいました。
経費精算ソフトを検討している会社さんやジンジャーの評判や使い勝手はどうか探している方の参考になれば幸いです。
電子帳簿保存法は2年延期されたので、残り1年半でもっと簡単なものを探していきたいと思います。
いいのが見つかりましたら、またご報告します。
(あくまでも弊社での感想ですので、すべての会社に当てはまるとは言えませんのでご注意ください)