タカラスタンダード最高級システムバス「プレデンシア」

《TOTOのFRP浴室から、タカラスタンダードの鋳物浴室へ。》

お風呂上がり後の湯冷めが全く違います。

ダイワハウス(大和ハウス工業)ZEVO(ジーヴォ)E、築7年の浴室(バス)リフォーム工事。
工事期間 : 解体から工事完了まで3日間

タカラプレデンシア1616

リフォームを決意した理由

《床からくる冷気》

TOTO

工事前の浴室です。

TOTOの魔法瓶浴槽が設置されていました。

浴槽は本当に冷めにくく本当に満足していましたが、室内の寒さと足元の冷たさにご不満がありました。
下見の段階で、原因ははっきりしました。

《冷気の原因》

床下

ユニットバスの床下です。

浴室の廻りが仕切りがなく解放になっています。

大和ハウスXEVOは基礎換気のためユニットバスの下は、外と同じ環境に置かれています。

この状態ではユニットバスだけの対策で、寒さは防げません。

新築当時はコンクリートからの水分対策のため塞ぐことは出来ないですが、現状、7年経過で十分乾燥しています。

スタイルフォーム50ミリ

冷気侵入防止のため、スタイルフォーム50ミリを床下まで仕切りました。

隙間も発砲ウレタンで埋めました。

これだけで解体後のお風呂の中は劇的に暖かくなりました。

この現場については、床下にこれ以上断熱材は入れませんでした。

少ないながらも床下からの湿気は発生しますので、空気の流れを確保するためです。

《床のお手入れの大変さ・・・(工事前)》

樹脂製エプロン

樹脂製エプロンの汚れが取りづらい・・・
浴槽の中は毎日きちんとお掃除しますが、エプロンはついついさぼりがち。

カラリ床

カラリ床の目地のお手入れが大変・・・
水はけの良さには大変満足していましたが、お掃除が大変でした。少しお掃除をさぼると、目地に汚れが入りこみ、簡単に汚れが取れません。

《お手入れ簡単(工事後)》

磁器タイル

汚れに強いホーロー製エプロンと磁器タイル

ホーロー製エプロン

これから、お手入れはデッキブラシでゴシゴシ!!

《リフォーム理由まとめ》

今回の浴室リフォームは、床と室内の寒さ対策と、お手入れ簡単がお客様の最初の目的でした。

しかし、いくつかのショールームを見てまわるうちにタカラスタンダードの鋳物ホーロー浴槽に出会いました。

鋳物ホーロー浴槽とは

鋳物ホーロー

1,500度で溶かした金属(鉄)を鋳型に流し込み作られる鋳物の表面に、ガラス質の粉(釉薬)を高温で焼き付けたものが、「鋳物ホーロー」です。その鋳物ホーローで浴槽を作ったのが鋳物ホーロー浴槽です。

日本のメーカーでシステムバスにこれを採用しているのは、現状、タカラスタンダードだけです。

タカラはホーローのメーカーで、タカラが作っていそうですが、実は浴槽は仕入れです。

作っているのは、天保二年(1831年)創業、歴史は184年ある大和重工という広島の会社です。

今も五右衛門風呂を作っている歴史と由緒ある会社です。

鋳物浴槽のお勧めポイント

国内外の一流ホテルに標準採用されるほどの高級品

高級ホテルには「必ず」といっていいほど、採用される鋳物ホーロー浴槽。
本物の上質を知る一流のお客様を、もてなす上での必須アイテムです。

質感はお近くのタカラスタンダードショールームでご覧ください。

温浴効果で、芯から体を温めます

浴槽自体が蓄熱するので、お湯とのダブルの温浴効果で体の芯までしっかりと温まります。
(下の画像はタカラスタンダード実施テスト)

入浴後サーモグラフィ

今回のお客様も、お風呂上がり後、暖かさが続くと驚かれていました。

ご主人様は「岩盤浴に入った後と同じようにジワーッと汗が出る」とのことです。
冷え性に悩まれてた奥様は、「お風呂に入って夜ぐっすり眠れる」とのことです。

体を温めることで、免疫力がアップし、体質改善、健康維持につながると、
今回鋳物ホーロー浴槽にリフォームしたことを大変喜んでいただけました。

ユニットバス解体から新システムバス事前準備まで

ユニットバス解体

荒川・高橋コンビで一気に解体していきます。

ユニットバス解体中

狭いお風呂の中でも、協力していきます。

ユニットバス解体終了

わずか2時間ほどで解体終了です。

解体したTOTOのお風呂とダイワハウスの寒さ対策です。
浴室が断熱のない基礎の上にあるのが、寒い理由でした。

TOTO魔法瓶浴槽

TOTO魔法瓶浴槽です。
さすがTOTOです。ここまでしっかり保温してますと湯温は下がりません。

TOTO洗い場裏

TOTO洗い場の裏です。10ミリ程度、ウレタンフォームを吹き付けていますが、北海道の寒さには少し物足りません。

壁すきま

お風呂の床と壁の間に薄いテープが貼っていました。
このテープで冷たい風の浸入を防ごうとしていましたが、外からの風をこれ1枚で防ぐには無理がありそうです。

断熱材

お風呂空間の断熱性を高めるため、断熱材スタイロフォームをキッチリとはめ込みます。

ウレタン吹付

配管の隙間もウレタンを吹き付けてすきま風が入らないようにして、1日目は完了です。

システムバスの組立へ

2日目は朝からシステムバスの組立です。

架台組立

タカラ自慢の耐震フレーム構造です。他社と違いボルト足で支えず、面で受けるので震度6強にも負けません。

防水パン

浴槽の下には防水パンが付いているので、万が一、追い炊き部分より漏水しても大丈夫です。

2重防水

黄色いテープは防水シールを打つところです。ここは見えなくなる部分ですが、とても大事な仕事です。

システムバス施工風景

2日目終了です。
壁を立てて、天井を組んで、鋳物浴槽を入れるところまで施工。
今回の現場は、作業条件に恵まれていたのでここまで出来ました。

仕上げと入口枠工事

最終日3日目です。
この日は器具を付けたり設備を繋いだり、防水シールをうったり、お風呂の入口枠を付けます。

LIXILエコカラット

キッチンワークスでは、標準で水に強い樹脂製の入口枠を使用しています。
今回は、入口廻りの仕上げにクロスを使用せず、LIXILのエコカラットを貼りました。
豪華なお風呂に入る前から、贅沢な気分を味わえます。

ECO

完成です。

3日間の工程で、無事完成です。
ホテルの様なお風呂になったとお客様には大喜びしていただきました。
後日、お伺いしたところ、お風呂のヒンヤリ感もなくなり、足元も冷たくなくなったとのことです。

タカラプレデンシア1616

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